アニメ・イチバンのまち 練馬区
練馬とアニメ
アニメ・イチバンのまち 練馬区
日本の首都東京の北西部に位置する練馬区は、1947(昭和22)年に誕生して以来、みどり豊かなまちとして発展し、現在では約72万人の区民が暮らす大住宅都市となりました。
そんな練馬区は「アニメ・イチバンのまち」でもあります。
まず、日本のアニメ製作が本格的に始まった《ジャパンアニメーション発祥の地》であり、日本初の劇場用長編アニメ「白蛇伝」や日本初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」が製作された「アニメ・イチバン最初」のまちです。
そして現在も、練馬区内のアニメ産業に関わる会社数は約100社を超えており、日本トップクラスの集積地となっています。
練馬区から数々のアニメの名作が生まれ、いまや練馬発のアニメは世界に誇る素晴らしい文化となりました。まさにアニメ発展の歴史は、練馬区の歴史でもあるわけです。
練馬区とアニメの歴史
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1958
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1963
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1965
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1970
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1979
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2003
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2004
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2015
日本のアニメ 本格的に始まる
日本で最初に作られた劇場用長編アニメは1958(昭和33)年公開の「白蛇伝」です。製作したのは練馬区の大泉にある東映動画(現・東映アニメーション)で、本格的なアニメ作品の製作はここから始まりました。
東映動画には後のアニメの発展を支える人材が集まりました。日本を代表する映画監督となった宮崎駿さんや高畑勲さん、数々のキャラクターをデザインした大塚康生さん、小田部羊一さんをはじめとするそうそうたる面々に加え、人気マンガ家の手塚治虫さんも作品づくりに参加しました。
連続TVアニメ放送開始
1963(昭和38)年1月、アニメ界に大きな転機が訪れます。日本初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」の放送が始まったのです。手塚治虫さんが富士見台に作った虫プロダクションが製作しました。
「鉄腕アトム」は大ヒットし、TV各局はこぞってアニメ作品を求めました。東映動画もTVアニメ製作に乗り出し、11月に「狼少年ケン」の放送が始まりました。TVアニメは瞬く間に拡がりをみせ、劇場用長編作品とともに多数製作される中で、多彩な表現が追及されていきました。その中でファンも増え、新たな制作者も育ち、日本のアニメは大きく発展しました。
原作となるマンガも練馬発
「鉄腕アトム」など人気マンガ作品が原作のアニメの数は非常に多く、練馬区内には松本零士さん、ちばてつやさん、高橋留美子さんをはじめとするマンガ家の方が大勢いらっしゃいます。都心へのアクセスもよく、しかも緑豊かで住みやすい練馬から、感性あふれるマンガが多数生まれてきました。その作品たちがアニメ発展の大きな原動力となりました。
多数のアニメ関連会社も集結
アニメ製作の中心であった練馬区にはアニメ関連の会社が数多く集まりました。アニメ制作の工程は分業が可能ですが、最終的にひとつの作品にするため、協力し合う会社は近くに集まる方が効率的なのです。練馬区内のアニメ関連事業者数は、約100社を超えています。これは市区町村単位で全国1,2を争う数です。
練馬区は、アニメを「区の特徴的な産業」と考え、更なる振興のために様々な取組を行っています。アニメと区の強い繋がりをご理解いただく本サイトもその取組のひとつです。
練馬で生まれたアニメ作品たち
「アニメ・イチバンのまち 練馬区」では、「白蛇伝」「鉄腕アトム」「狼少年ケン」以降にも、日本のアニメの歴史に深く関わる作品が数多く生まれました。
初のカラーTVアニメ「ジャングル大帝」。現在でもリメイクされるSF作品「サイボーグ009」。初の少女向けアニメ「魔法使いサリー」。スポーツアニメの名作「あしたのジョー」。巨大ロボットものの礎「マジンガーZ」。70年代に巻き起こったSFアニメブームの代表作「銀河鉄道999」。ヒットアニメであり続ける不動の人気作「ワンピース」。少女たちに支持され続ける「プリキュア」シリーズ。
これまでも。そしてこれからも。
「アニメ・イチバンのまち 練馬区」から、多くの方の心に残る素晴らしい作品が生まれ、さらに日本のアニメの歴史を輝かしいものにしていくことでしょう。
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