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映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』公開!初日舞台挨拶レポート
2017年09月21日
TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』が、12年の時を経て劇場用アニメ3部作として復活!
その第1部として映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の全国上映が、9月16日(土)よりスタートしました!
これを記念して、新宿区の新宿バルト9では、初日舞台挨拶を開催。主人公・レントン役/三瓶由布子さん、エウレカ役/名塚佳織さん、レントンの父・アドロック役/古谷徹さん、総監督・京田知己さんが登壇しました。
『交響詩篇エウレカセブン』は、2005年4月から2006年4月まで全50話が放送されたSFロボットアニメ。同じ世界設定のPlayStation 2用のゲームソフト『エウレカセブン TR1:NEW WAVE』のほか、マンガや小説などで構成されるメディアミックスプロジェクト「Project EUREKA」としても展開されました。
2009年には、TVシリーズとは異なるパラレルワールドを舞台とした、映画『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』を公開。2012年にはTVシリーズの続編『エウレカセブンAO』が放送されました。
そして今年3月、映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』3部作の制作を発表。「エウレカセブン」をさらに進化させるべく、総監督・京田知己さん、脚本・佐藤大さん、キャラクターデザイン・吉田健一さんらオリジナルスタッフが再集結。TVシリーズを再構築し、これまで描かれなかった作中での事象〈サマー・オブ・ラブ〉の描写や、人類を救った英雄として語られるのみだった〈アドロック・サーストン〉の登場など、新たな構想に基づいた制作が行われています。
新宿バルト9の初回終了の興奮が冷めやらぬ中、ステージに三瓶さん、名塚さん、古谷さん、京田総監督が登場すると、会場から大きな拍手が上がりました
――公開初日を迎えての感想
三瓶さん/本当に感無量です。
TVシリーズから12年ぶりに新しい劇場作品としてお届けすることができるのは、「エウレカセブン」を愛してくださっている皆さんのおかげだと思っています。
ありがとうございます!胸がいっぱいです!
名塚さん/ついに公開です!
先週くらいまで不安でしたが、たくさんの方が劇場に集まってくださって、すごくうれしいです。
皆さんからの映画の感想をいただきながら、今後も「エウレカセブン」を頑張っていきたいと思います!
古谷さん/「エウレカセブン」というビックタイトルで、〈アドロック・サーストン〉という重要な役を仰せつかり、非常に緊張しました。
アフレコが終わってから、自分では納得できるお芝居ができたと自負しておりますけれど、観客の皆さんにうかがいたいです。いかがでしたか?
(大きな拍手の反響を受け)
ありがとうございます! ちょっと安心しました(笑)
京田総監督/この1部が完成するまでに紆余曲折がありました。(完成に)たどり着けるのかな?と思うくらいの出来事がありました。
こうして皆さんに映画をお届けできて、本当に良かったと思っています。
でも、まだはじまったばかりです。これから数年の間、楽しんでいただければなぁという気持ちです。
――古谷さんと〈アドロック〉について
古谷さん/アドロックは、髭を生やしたオヤジで息子がいる父親。僕はこれまで少年を演じることが多かったので、声がキャラクターのルックスに合わないんじゃないか?というプレッシャーがありました。でも、アフレコの後で頭の中が真っ白になって自分の記憶が飛んじゃうくらいのめりこめたので、結果的には、良かったんじゃないかなと思っています。
名塚さん/今、収録を思い出して鳥肌が立つほど素晴らしかったです! 私たちが作って来た「エウレカセブン」の世界をとても大事にしてくださって、監督たちとも何度も話し合ってキャラクターを作られていました。強さと温かさの中に、人間らしいわがままな部分や少年っぽい部分があって、これまでイメージだけだったアドロックを「あ、レントンのお父さんだ!」と体感できました。
三瓶さん/今回初めてアドロックの声、生きている姿を見て、私の中のレントンが、12年の時を経てアドロックと会うことができたんだという感動で、涙が止まりませんでした。
京田総監督/アドロックは、レントンにとっては会ったことのないお父さん。同時に、(「エウレカセブン」にとっては)レントンの物語が始まる前の主人公なんです。
今回は、主人公だったお父さんがどう頑張っていたのかを見せるお話だと考えていました。
主人公って強いだけじゃなくて、悩んだり壁にぶち当たったりしながらも、前に進んで行って、最終的には人を救ったりする存在だと思っています。
そういうキャラクターになってほしいと思って、アドロックを古谷さんにお願いしました。
そして、アフレコの第一声で、その場にいたスタッフ全員が心を掴まれました。
――今後に向けて
三瓶さん/まだまだ「エウレカセブン」の世界は続きます。2部3部と、どうなっていくのかわかりませんが、これからも、レントンと一緒に汗を流していく所存です!今後のエウレカセブンに期待してください!
名塚さん/私は(エウレカとして)レントンを受け止めながら、「エウレカセブン」を最後まで作って行けたらなと思っています。みなさん、今日は本当にありがとうございました!
古谷さん/せっかく、アドロックという素敵なキャラクターを作っていただきましたので、また演じたいです!監督にぜひいろいろ考えていただいて、ファンのみなさんにも応援をいただいて、またみなさんとお目にかかりたいと思っています!
京田総監督/今ちょうど第2部を作りはじめたところです。新しい雰囲気を醸し出しつつ、第1部以上に「エウレカセブン」らしい「エウレカセブン」、皆さんに楽しんでいただける「エウレカセブン」を作るため、スタッフ一同がんばっています。一年後くらいに、再びお会いできるといいな…がんばります!
映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』は、現在全国の劇場で公開中。
作品詳細や劇場情報などは、公式サイトをご覧ください。
©2017 BONES/Project EUREKA MOVIE
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