アニメニュース
原作・アニメ総監督の安彦良和さんと、シャア役の池田秀一さんも来場! 「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」松屋銀座で開催中!
2016年08月05日
中央区銀座の松屋銀座では、「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」を開催中です。この展覧会は、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のマンガ原画にはじまり、アニメーションの設定資料、絵コンテ、原画、背景画など300点以上を紹介する本格的なアート展です。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、大人気アニメ『機動戦士ガンダム』をベースにしつつ大胆にリビルドしたマンガ作品。『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターを務めた安彦良和さんが設定の見直しや外伝的エピソードを盛りこみながら執筆しています。コミックスは全24巻で累計発行部数1,000万部を誇る大ヒット。
2015年からは安彦良和さん自身が総監督となりアニメ化。現在、《シャア・セイラ編》Ⅰ~ⅢまでがBlu-ray、DVD化されており、本年11月19日(土)には「Ⅳ運命の前夜」の公開が決定しています。更に、《シャア・セイラ編》に続く《ルウム編》の制作も発表されました。
開催前日に行われた内覧会には、原作者でありアニメの総監督も務める安彦良和さんと、シャア・アズナブル役の声優・池田秀一さんも来場。共同インタビューが行われました。
――本作の魅力について
安彦「描いた本人が“これが魅力だ!”とズバリ言えないのがもどかしいのですが、大変熱い支持をいただいて頂いている作品ですので、僕は“魅力があるんだ!”と自信を持つようにしております。アニメ化にあたっては、演出家、脚本家、設定マンをはじめたくさんのスタッフの英知を結集して作っています。それでグレードアップしないわけがありませんので、そのあたりも楽しんでいただければと思います」
池田「『THE ORIGIN I』の冒頭の戦闘シーンで、久しぶりにシャア・アズナブルというキャラクターに再会しました。自分でいうのも変ですが、声を入れながら「ああ、シャアだ!」と思いましたね。嬉しかったですよ。 《シャア・セイラ編》は、これまでのガンダムでは描かれていない部分ですので、新鮮な気持ちで演じることができました。キャスバルからエドワウを経てシャアに変貌していって、なぜ赤くなっていくのかというところを、安彦先生が丹念に描かれているところに魅力を感じます」
――Ⅳ「運命の前夜」の見どころ
安彦「《シャア・セイラ編》は、「ガンダム」本編の過去の話なので、最初は「どこがガンダム?」という感じなのですが、話が進むにつれてだんだん「ガンダム」らしくなってきます。今回のⅣでは、もう一人の主人公・アムロ役の古谷徹さんもスタジオに入ってもらったので、「ああ、ほんとにガンダムらしくなったなぁ」と思いました(笑) 期待して下さい!」
池田「今回のアフレコでは、アムロと久しぶりにスタジオで会いました。本格的な絡みはありませんでしたが、とても良かったです。
原作とアニメでは変更されているところもありますが、そこも魅力の一つです。今回でも、シャアが原作にないイイ台詞を言いますのでお楽しみに!」
――ファンのみなさんにむけて
池田「今回の展示を見せていただいて、制作現場の大変さを改めて実感しました。安彦先生の見事な作品に参加できている事を、とても嬉しく思います。スタッフの皆さんに負けないように、アムロと2人で頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いします」
安彦「今回展示している設定や原画などは、すべて【生】なんです。池田さんの使ったアフレコ台本も展示してあります。是非、目を近づけて見てもらって、現場の作業の息吹を感じてもらえたらと思います」
展覧会は、3章で構成されています。
1章 THE ORIGINの胎動
まずは、安彦良和さんのマンガ原画の展示エリアです。
アニメ化された《シャア・セイラ編》から、ア・バオア・クーでの最終決戦《めぐりあい宇宙編》まで、名場面の数々を70点の漫画原画で紹介。
2章 アニメーションの誕生
アニメーション作品としての『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の成り立ちとストーリーを、展覧会オリジナル映像《Making of GUNDAM THE ORIGIN》で紹介しています。
3章 THE PRODUCT ART OF ORIGIN
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメーション制作過程を約200点の制作資料で紹介するエリアです。《シャア・セイラ編》Ⅰ~Ⅲをそれぞれのコーナーに分け、絵コンテ、キャラクター設定、メカニック設定、美術設定、原画などのほか、実際に録音スタジオで使用されたアフレコ台本などを展示。各話の名場面映像の上映もあります。
エリアの最後には、総監督を務める安彦良和さんがプロモーション用に描き下したカラー原稿も展示されています。
全3章の展示の要所には、アニメーション制作の過程から、原作、台本、絵コンテ、各種設定、原画、3DCG、音楽など、10の主要な工程を紹介するパネルを配置し、わかりやすく解説しています。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のあらゆる魅力を堪能できる展覧会「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」は、松屋銀座 8階イベントスクエアで、8月22日(月)まで開催中です。
©創通・サンライズ
安彦良和さん、池田秀一さんの直筆サイン
「GUNDAM PRODUCT ART 機動戦士ガンダム THE ORIGIN展」
会期:8月22日(月)まで ※会期中無休
時間:10時~20時(入場は閉場の30分前まで 最終日は17時閉場)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
料金:一般800円、高大生600円、小中学生400円
問合せ:松屋銀座 TEL 03-3567-1211(大代表)
松屋銀座 特設サイト
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