『怪盗ジョーカー展 ～ミラクルミュージアムへようこそ～』杉並アニメーションミュージアムで開催中！

月刊コロコロコミックにて連載中の『怪盗ジョーカー』。たかはしひでやす先生による原作マンガは現在22巻まで発売中です。子どもから大人まで大人気のアニメはシーズン1からシーズン3まで各13話がTOKYO MXやキッズステーションなどで放送しており、現在はシーズン3をリピート放送中。そして今年10月からはシーズン4の放送が決定しています。この『怪盗ジョーカー』のアニメの制作資料や、マンガ原画などを紹介する企画展『怪盗ジョーカー展 ～ミラクルミュージアムへようこそ～』が、杉並区上荻の杉並アニメーションミュージアムで開催中です。

会場に入ると、正面に本展覧会のメインビジュアルを使った大型パネルが設置されており、撮影スポットになっています。

中へ進むと、作品解説やキャラクターを紹介するパネルがならび、ガラスケースにはシーズン1から3の1話目のアフレコ台本や、主人公・ジョーカーの愛車「ロードジョーカー」の設定資料が展示されています。

原作マンガのコーナーには、たかはしひでやす先生愛用の文房具や、マンガ制作のために描き貯めたアイデアノートを展示。キャラクターのラフ設定やラフスケッチなどが取り上げられています。珍しいところでは、新人の頃に学んだことやプロになるまでの心構えを記したページを紹介。ストーリーのテンポの出し方や、顔のアップの効果的使い方、キャラクターの性格の描き方など、たかはし先生によるマンガ創作の過程の一部を知ることができます。

マンガの原画も多数展示。アニメ化された話数も併記されており、アニメとの対比をしやすいように配慮されています。また、『怪盗ジョーカー』のパイロット版ともいえる未発表作品『怪盗エース』も一部公開。この展示はとても貴重です。

アニメの紹介コーナーでは、シーズン３第1話「輝く夜に堕ちてきた星」の絵コンテの1部やキャラクター設定などの制作資料を展示。

また今回の展覧会の為に描き下された、原作者・たかはしひでやす先生、アニメ監督・寺本幸代さん、メインキャラクターデザイン／総作画監督・しもがさ美穂さんによるイラスト色紙や、ジョーカー役・村瀬歩さん、フェニックス役・松岡禎丞さん、ホッシー役・種崎敦美さん、ハチ役・小林由美子さんのサイン色紙も紹介されています。

これまでに製作された『怪盗ジョーカー』関連グッズを集めたコーナーも作られています。

また、併設されたアニメシアターでは、シーズン3の傑作エピソード3本の上映が行われています。

※上映スケジュールは、杉並アニメーションミュージアム 公式サイトでご確認下さい。

フォトスポットも設置。怪盗ジョーカーとライバルのシャドウ・ジョーカーと一緒に記念写真を撮ることができます。

『怪盗ジョーカー』のキャラをトレス台を使って紙に写してぬり絵にできる、杉並アニメーションミュージアムならではのお絵かきトレースコーナーもあります。

また今回の展覧会ではスタンプラリーも行われています。ミュージアム内に複数置かれている宝箱の中に隠されたスタンプを３つ集めると、景品のプレゼントもあります。

ミュージアムのカウンターには、関連グッズの物販コーナーも設置。原作コミックやマスコット人形、マグカップやクリアファイルなどが揃っています。

『怪盗ジョーカー』のマンガ、アニメをたっぷりと楽しめる企画展、『怪盗ジョーカー展 ～ミラクルミュージアムへようこそ～』は、杉並アニメーションミュージアムで10月16日（日）まで開催中です。

©たかはしひでやす・小学館／怪盗ジョーカープロジェクト