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「アニメ・イチバンのまち 練馬区」ゆかりの方々にアニメと練馬の魅力をインタビュー!練馬ほっと・キャスト
練馬とアニメの関係を、クリエイターや関係者のトークで紹介するインターネットラジオ番組「練馬ほっとキャスト」。
このコーナーでは、練馬にゆかりのあるアニメ関係者などにインタビューし、ご本人の生の声で、作品や練馬の魅力を語っていただきます。
番組の音楽はピアニストの野上朝生さん、番組進行は練馬アニメーションサイト編集の山本・岩澤が担当いたします。
第11回 映画監督 田﨑竜太さん その1
第11回は「特撮篇」第2弾をお届けします。ゲストは、4月から配信予定の「仮面ライダーアマゾンズ」の監督も務められる、田﨑竜太(たさき りゅうた)さんです。
田﨑監督は、練馬区大泉にある東映東京撮影所で1995年に制作された「超力戦隊オーレンジャー」でTVシリーズ監督デビュー。その後、「スーパー戦隊シリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」を次々と手がけ、2001年の「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」では劇場作品の初監督もつとめられました。その後も様々なTV作品や映画で活躍されています。
助監督時代から練馬区大泉の東映東京撮影所で仕事をされている田﨑監督に、手がけられた作品にまつわるお話や、練馬区の魅力についてうかがいます。
田﨑竜太 たさき りゅうた
1964(昭和39)年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部で映画を学ぶ傍ら、映画研究会、怪獣同盟に所属し8ミリフィルムで映画の自主製作を行う。「仮面ライダーBLACK」より現場で助監督として経験を積み、「超力戦隊オーレンジャー」でTV作品監督デビュー。「激走戦隊カーレンジャー」「星獣戦隊ギンガマン」「パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー」などの作品を経て「仮面ライダーアギト」より3作にわたって「仮面ライダーシリーズ」のパイロット監督を務める。また「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」で劇場作品に進出。以後、TVに劇場に舞台演出にと幅広いフィールドで次々と作品を発表し続けている。主な監督作品に「劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト」「美少女戦士セーラームーン(テレビドラマ)」「Sh15uya(シブヤ フィフティーン)」「小さき勇者たち~GAMERA」「仮面ライダー電王」「仮面ライダーW」「非公認戦隊アキバレンジャー」「科捜研の女(12シリーズ~)」「妻と飛んだ特攻兵」など。
登場する作品名・人物名の解説
- ■「仮面ライダー アギト」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「平成仮面ライダーシリーズ」第2作。2001年1月~2002年1月放送。全51話。田﨑監督がパイロット監督を務めた。
仮面ライダーアギト/津上 翔一を賀集利樹(かしゅう としき)、仮面ライダーG3、G3-X/氷川誠を要潤(かなめ じゅん)、仮面ライダーギルス/葦原涼を友井雄亮(ともい ゆうすけ)が演じている。 - ■ G3チーム ※番組内で「G4」と発言されていますが、「G3」の誤りでした
- 「仮面ライダーアギト」の3人のライダーのうち、警察が開発したG3に関わる登場人物を演じた俳優たちのこと。G3を装着する氷川誠役の要潤、G3ユニットのリーダー・小沢澄子役の藤田瞳子(ふじた とうこ)、G3ユニットのサポート担当・尾室隆弘役の柴田明良(しばた あきよし)、氷川を敵視するエリート警部補・北條透役の山崎潤(やまざき じゅん)の4人。
- ■「超力戦隊オーレンジャー」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「スーパー戦隊シリーズ」第19作目。1995年3月~1996年2月放送。全48話。田﨑監督の初監督作品。
- ■ いのくままさお
- 東映制作の特撮ドラマ「スーパー戦隊シリーズ」や「平成仮面ライダーシリーズ」で長年にわたり撮影を担当。
- ■ 寅(とら)さん
- 渥美清主演、山田洋次原作・監督(一部を除く)によるTVドラマ及び映画『男はつらいよ』シリーズの主人公「フーテンの寅」こと車寅次郎(くるま とらじろう)の愛称。
- ■ 大河内浩(おおこうち ひろし)
- 1980年から活動しているベテラン俳優。田﨑監督が担当した「超力戦隊オーレンジャー」第43話で、マシン獣バラペテンを演じた。代表作に「12人の優しい日本人」、「フラガール」、「そして父になる」など。
- ■「星獣戦隊ギンガマン」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「スーパー戦隊シリーズ」第22作目。1998年2月~1999年2月放送。全50話。田﨑監督が初めてパイロット監督を務めた。
- ■ パイロット(監督)
- 長期にわたるテレビシリーズの作品で、作品の方向性を決める監督。通常は第1話の監督がパイロット監督となる。
- ■3話もち
- シリーズものの作品で、3話分をまとめて担当して制作すること。
- ■「パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ作品「パワーレンジャーシリーズ」の第7シーズン、第5作目である。本作は『星獣戦隊ギンガマン』がベースになっている。1999年2月~12月放送。全45話。田﨑監督は20本を担当。
- ■「パワーレンジャー・ライトスピード・レスキュー」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「スーパー戦隊シリーズ」の英語版ローカライズ作品「パワーレンジャーシリーズ」の第8シーズン、第6作目である。本作は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』がベースになっている。2000年2月~11月放送。全40話。田﨑監督は18本を担当。
- ■ 白倉さん
- プロデューサー白倉 伸一郎(しらくら しんいちろう)氏のこと。東映で「スーパー戦隊シリーズ」「平成仮面ライダーシリーズ」など特撮アクション作品のプロデューサーを務めた。現在は東映株式会社取締役、東映テレビ第二営業部長。
- ■「仮面ライダー クウガ」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「平成仮面ライダーシリーズ」第1作。2000年1月~2001年1月放送。全49話。
- ■ 高寺プロデユーサー
- プロデューサー高寺成紀(たかてら しげのり)氏のこと。東映で「仮面ライダークウガ」「激走戦隊カーレンジャー」など特撮アクション作品をプロデュース。早稲田大学時代、田﨑監督が在籍したサークル「怪獣同盟」の初代会長。
- ■ 石田監督
- 石田秀範(いしだ ひでのり)監督のこと。東映のメタルヒーローシリーズ「宇宙刑事ギャバン」に助監督として参加。「特救指令ソルブレイン」で監督デビュー。「仮面ライダークウガ」で、初のパイロット監督を担当した。
- ■「仮面ライダー」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「仮面ライダーシリーズ」の第1作目。1971年4月~73年2月放送。全98話。
- ■「帰ってきたウルトラマン」
- 円谷プロダクション制作の特撮ドラマ。1971年4月~72年3月放送。全51話。
- ■ 第二次ブーム
- 第二次怪獣ブームのこと。1971年~1974年にかけてテレビ番組を中心として起こった社会現象で、「変身ブーム」ともいわれる。
- ■「劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4」
- 平成仮面ライダーシリーズ初の劇場版で、仮面ライダー生誕30周年記念・東映創立50周年記念作品でもある。劇用版オリジナルキャラクターである仮面ライダーG4/水城史朗を唐渡亮(からと りょう)、深海理沙を小沢真珠(おざわ まじゅ)が演じた。
- ■「仮面ライダー 龍騎」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「平成仮面ライダーシリーズ」第3作。2002年2月~2003年1月放送。全50話。《13人の仮面ライダー同士が戦う》というシチュエーションが話題になった。仮面ライダー龍騎/城戸真司を須賀貴匡(すが たかまさ)、仮面ライダーナイト/秋山蓮を松田悟志(まつだ さとし)、仮面ライダーゾルダ/北岡秀一を涼平 (りょうへい※現・小田井涼平(おだい りょうへい))、仮面ライダー王蛇/浅倉威を萩野崇(はぎの たかし)、仮面ライダーシザース/須藤雅史を木村剛(きむら たけし)、仮面ライダーライア/手塚海之を高野八誠(たかの はっせい)が演じている。田﨑監督は8本を担当したほか、TVスペシャル「仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS」や「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」の監督も務めた。
- ■「仮面ライダー 555(ファイズ)」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「平成仮面ライダーシリーズ」第4作。2003年1月~2004年1月放送。仮面ライダー 555/乾巧を半田健人(はんだ けんと)、ヒロイン・園田真理を芳賀優里亜(はが ゆりあ)が演じている。全50話。田﨑監督は10本を担当した。
- ■「劇場版 仮面ライダー555パラダイス・ロスト」
- 2003年8月に公開された、「仮面ライダー555」の劇場版。さいたまスーパーアリーナでのファイナルシーンの撮影に、1万人のエキストラが参加したことが大きな話題になった。
- ■ 日本監督協会
- 1936年(昭和11年)2月26日に創設された、日本の映画監督による職能団体。映画・映像分野の発展と監督の地位向上のために活動を続けている。
- ■ アカデミー賞
- 1929年から始まった、アメリカ映画の健全な発展を目的に、キャスト、スタッフを表彰し、その労と成果を讃えるための映画賞。アメリカの映画産業従事者の団体、映画芸術科学アカデミーの会員による投票により選考される。
- ■ スティーヴン・スピルバーグ
- アメリカの映画監督、映画プロデューサー。「激突!」「ジョーズ」「未知との遭遇」「E.T.」等の代表作で知られる。1993年の「シンドラーのリスト」と、1998年の「プライベーロ・ライアン」でアカデミー賞を受賞した。
- ■「Sh15uya」(シブヤフィフティーン)
- 東映制作の特撮ドラマ。2005年1月~同年3月放送。全12話。田﨑監督は8本を担当し、総監督も務めた。新垣結衣(あらがき ゆい)は、物語のキーパーソンとなる少女・エマを演じている。
- ■ 横山誠(よこやま まこと)
- アクション監督・監督・スタントマン・演出家として活躍。AAC STUNTS代表取締役社長。 1995年に「パワーレンジャー」出演の為に渡米。監督志望でもあったことから、セカンドユニット監督を担当する。その後、アクション監督や本編の監督として、約8年間で「パワーレンジャー」シリーズ約400本に関わっている。田﨑監督とは、「パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー」で出会い、帰国後に「Sh15uya」や「仮面ライダー THE NEXT」などの田﨑監督作品で、アクション監督を務めている。
- ■「仮面ライダーW」
- 東映制作の特撮アクションドラマ「平成仮面ライダーシリーズ」第11作。2009年9月~2010年8月放送。全49話。田﨑監督は10本を担当した。《2人で1人の仮面ライダーに変身する》のが特徴で、主演の2人 ・左 翔太郎を桐山漣(きりやま れん)、フィリップを菅田将暉(すだまさき)が演じている。
- ■ 塚田プロデューサー
- プロデューサー塚田英明(つかだ ひであき)氏のこと。東映で「スーパー戦隊シリーズ」や「平成仮面ライダーシリーズ」など特撮アクション作品をプロデュースしている。
- ■ MOVIE大戦
- 2009年12月に公開された『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』以降、毎年12月に公開されるのが恒例となった劇場版シリーズ。 公開時に放送中の新作と、放送終了した旧作がそれぞれ単独のパートを展開し、終盤に向けて両者が合流するという、クロスオーバーを強調した構成となっている。
- ■ 東映まんがまつり
- かつて東映が子供向け映画やTV作品を数本まとめて劇場上映した興行形態の看板名称。 1969年から1989年まで、夏休みなど子供たちの長期休みにあわせて上映された。
- ■ オズ
- 東映東京撮影所に隣接する、リヴィンオズ大泉店のこと。1983年4月、撮影所のオープンセット跡地に開業した。5階が飲食店フロアになっている。
- ■ 映画館
- 2001年に東映東京撮影所内に併設されたOZ STUDIO CITYのこと。映画館のT・ジョイ大泉が4階にあり、1階が飲食店フロアになっている。
- ■ 十三間(じゅうさんげん)道路
- ここでは東映東京撮影所の近くを走る目白通りを差す。一間は約1.81818メートルで、十三間は約24m。
- ■「私をスキーに連れてって」
- 1987年11月に公開されたホイチョイ・プロダクション原作、原田知世主演の日本映画。「1980年代のスキーブームはこの映画から始まった」といわれる。
- ■ 外環
- 東京外環自動車道の略称。東京都練馬区から、埼玉県三郷市(現在開通している区間)に至る高速道路。
- ■ 比丘尼(びくに)交差点
- 外環の大泉インター付近の練馬区三原台にある交差点名。江戸時代末期に名主と恋仲になった尼僧が、その恋が成就しなかったことから身を投げた橋が「比丘尼橋」と呼ばれており、この付近にあることから名付けられた。
- ■ 長石 多可男(ながいし たかお)
- 東映で制作された初代「仮面ライダー」にチーフ助監督として参加。1976年に「ザ・カゲスター」で監督デビュー。以後、「スーパー戦隊シリーズ」や「平成仮面ライダーシリーズ」などの特撮アクションやVシネマ作品で活躍した。2013年3月31日に急逝。
- ■ 長石トンネル
- 長石監督が撮影場所として好んで利用していたトンネルのこと。長石監督作品に何度も登場することからこの俗称がつけられた。他にも「長石階段」や「長石洞窟」も存在する。
- ■「仮面ライダーBLACK RX」
- 東映制作の特撮アクションドラマ。「仮面ライダーBLACK」の続編。1988年10月~1989年9月放送。全47話。原作者・石ノ森章太郎が直接関与した最後のTVシリーズとなった。
- ■ 光が丘公園(ひかりがおかこうえん)
- 練馬区光が丘、旭町および板橋区赤塚新町にまたがる都立の総合公園。光が丘団地に隣接する練馬区最大の公園である。
- ■ 大江戸線
- 都営地下鉄大江戸線のこと。練馬区の光が丘駅と渋谷区の新宿駅を結ぶ放射部と、新宿駅から新宿区の都庁前駅に至る環状部から構成される。
- ■ はぐれ刑事(けいじ)
- 東映制作の刑事ドラマ「はぐれ刑事 純情派」のこと。主演・藤田まこと。1988年から2005年の18年間で、スペシャルを含め、全444話が制作された。
- ■「人造人間キカイダー」
- 東映制作の特撮アクションドラマ。原作・石ノ森章太郎。不完全な良心回路を組込まれたロボット・キカイダーが善悪の狭間で苦しみながら戦う姿を描く。宿敵ハカイダー登場以降の巧妙でダイナミックな展開は多大なインパクトを残した。1972年7月~73年5月放送。全43回。
- ■ 石神井公園(しゃくじいこうえん)
- 練馬区石神井台にある都立公園。古来より武蔵野三大湧水池として知らる三宝寺池があり、それを散策できる公園として1959年に整備された。
- ■ 桜台駅
- 練馬区桜台にある、西武鉄道池袋線の駅。
- ■ としまえん
- 室町時代に築城された練馬城の城址を中心に造園された遊園地。天然温泉を使用した施設「庭の湯」や複合映画館「ユナイテッドシネマとしまえん」も隣接している。
- ■ 向山庭園(こうやまていえん)
- 練馬区向山にある、庭園を有する和風の施設。練馬区立公園。
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