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《鈴木敏夫とジブリ展》神田明神ホールで開催中!

2019年04月24日

プロデューサー・鈴木敏夫さん。

国内外を問わず、多くのファンに愛されるスタジオジブリ作品を手がけてきたプロデューサーです。鈴木さんは、作品のポスターに載せる文字を書いたりするなど、“言葉”の面でも作品に関わってきました。

その鈴木さんの“言葉”に注目した展覧会《鈴木敏夫とジブリ展》が、4月20日(土)より千代田区の神田明神ホール(神田明神 文化交流館「EDOCCO」内)にて開催中です。

この展覧会は、広島、名古屋、金沢で開催された《スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展》を元に、さらにバージョンアップされたもの。

鈴木敏夫さん自身による書画や、鈴木さんが関わった作品の資料のほか、今回初お披露目となる高さ約3メートルという巨大な「湯婆婆(ゆばーば)と銭婆(ぜにーば)の“開運・恋愛”おみくじ」など、様々な展示が楽しめます

開催前日に行われた内覧会には、鈴木敏夫さんと、『千と千尋の神隠し』で湯婆婆を演じた女優・夏木マリさんが来場。トークイベントが行われました。

鈴木さんは、「これまでジブリもいろんな展示をしてきたのですが、今回は“鈴木敏夫の個展”の名を借りて、〈あらたなジブリ展を作る〉というのがテーマでした。僕は昔から、書き散らしたものとかを取っておく癖があって、こういう展覧会や、ジブリ博物館を作った時に役にたちました(笑)」と挨拶。

 

展覧会のメインビジュアルにもなっている「湯婆婆」を演じた際のエピソードを聞かれた夏木さんは、「声を録る時に、(スタジオの)後に控えられていた宮崎駿監督が私の隣にいらして、『ジブリっていうのは一番上で鈴木敏夫っていうのが金勘定をしてるんです。だから(湯婆婆を)悪役と思って張り切らないで、油屋を立て直す働く女性として演じてください』とおっしゃられたんです。それを聞いて『そうか、鈴木さんの女性版でやればいいんだ!』って目の前が明るくなって、楽しく演じられました(笑)」と応えます。

鈴木さんも「ジブリを経営しているのが僕で、油屋を経営しているのが湯婆婆。実を言うと宮崎さんはアニメーターにも『そう思って描け』と指示を出してました(笑) だから夏木さんにもそう言ったんだと思います」と当時を振り返ります。

「突き詰めていくと『愛』ですね。お金勘定してるから悪い人に見えるけど、『愛はあるよ』っていう人間像を提示してくださったんだと思いました」と返す夏木さんに、「今日は良いことばかり言ってもらってありがとうございます」と頭を下げる鈴木さん。

会場は終始和やかな雰囲気でした。

そしてトークの後には、「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」に移動してのフォトセッションも行われました。

今回の展覧会は、鈴木敏夫さんの幼少期から現在までを、ご自身の「書」や、ジブリ作品などの資料で紹介する構成になっています。

注目したいのは、展示物に付されたキャプション。そのほとんどが鈴木さんの視点で書かれています。いわば、キャプションも鈴木さんの“言葉”。

是非じっくりと読んでいきたいところです。

■書の間

最初の展示は、鈴木さんの集めた「言葉」を書で紹介するコーナー。

学生時代から、気にいった文章があるとノートに書き写していたというという鈴木さん。

このコーナーでは、シェイクスピアや葛飾北斎の言葉、お寺の講和のお題、ジブリ作品のセリフやキャッチコピーなどの“言葉”を、鈴木さん自身がしたためた書で紹介しています。

■少年期~青年期 鈴木敏夫になるまで

こちらは、鈴木さんの少年時代から大学時代までを、紹介するコーナー。

小学生の頃の雑誌の付録や、卒業文集。大学時代に仲間と作った同人誌などが展示されています。

■鈴木敏夫の愛した昭和の映画

このコーナーでは、『座頭市物語』や『大菩薩峠』をはじめ、小学生から大学生の頃に鈴木さんが好きだった映画が、ポスターや予告編映像で紹介されています。

■徳間書店時代

1972年に徳間書店に入社した鈴木さんは、「アサヒ芸能」、「コミック&コミック」、「テレビランド」などの編集に携わります。1978年にはアニメ専門誌「アニメージュ」の創刊に加わり、後に2代目編集長として活躍します。

このコーナーでは、編集時代のメモや、アニメージュの表紙ラフなどの貴重な資料が紹介されています。

■名台詞の間

『崖の上のポニョ』『もののけ姫』『となりのトトロ』『天空の城ラピュタ』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』の大型バナーと、鈴木さんの「書」で描かれた各作品の名台詞を立体的に切り出し組み合わせたコーナー。

こちらはフォトスポットにもなっています。

■ジブリにまつわるエトセトラ

『風の谷のナウシカ』以来、鈴木さんはジブリ作品に携わってきました。こちらのコーナーでは、鈴木さんが書いてきた作品の題字やキャッチコピー、ボディコピーをはじめ、ジブリ作品に関わる膨大な資料が展示されています。

■自分のためでなく他人のために

こちらは、スタジオジブリ作品をはじめ、様々な依頼によって鈴木さんが関わった書画を展示するコーナー。

その多彩な仕事の数々に驚かされます。

■言葉の魔法 湯婆婆と銭婆“開運・恋愛”おみくじ

そして、高さ約3メートルという巨大な「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」コーナーです。おみくじには運勢ごとに、鈴木さんの「言葉」とその解説が記してあります。

こちらは、フォトスポットにもなっています。

 

■いま、ここに集中する

こちらは、鈴木さんの「今」を紹介するコーナー。

現在の鈴木さんの動向の一端に触れることができます。

■油屋

展示の最後は、『千と千尋の神隠し』に登場する「油屋」の大型ジオラマです。周りには、劇中のセリフが書かれたバナーが配置されており、フォトスポットにもなっています。

展示会場を出ると、展覧会限定グッズやジブリ作品関連商品を扱う物販コーナーも設置されています。

文化交流館1階でも、展覧会とのコラボレーションを実施しています。

カフェでは会場限定コラボメニューを提供。神札授与所ではコラボ御守・絵馬などが用意されています。

他にも、江戸から明治初期にかけて創業された老舗の集まり「東都のれん会」による展覧会記念デザインの限定商品も購入できます。

※詳細は、《鈴木敏夫とジブリ展》公式サイトをご覧下さい

 

文化交流館1階には、鈴木さんがデザインした日清製粉のキャラクター・コニャラの巨大なぬいぐるみも登場。こちらもフォトスポットになっています。

※5月8日(水)まで展示の予定です

スタジオジブリ作品を手掛けてきた、プロデューサー・鈴木敏夫さんの“言葉”に注目した展覧会《鈴木敏夫とジブリ展》は、神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホールにて、5月12日(日)まで開催中です。

 

 

©TS ©Studio Ghibli

 

《鈴木敏夫とジブリ展》

会期/5月12日(日)まで ※会期中無休

開場時間/10:00~18:00

会場/神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール

入場料/大人1,300円  /  中高生800円  /  小学生600円

※未就学児は無料ですが、保護者同伴での入場をお願いします

※障がい者手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方は前売り料金適用


《鈴木敏夫とジブリ展》公式サイト
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