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「ジブリの立体建造物展」が小金井市で始まりました。

2014年07月23日


©Studio Ghibli

スタジオジブリの作品世界を建築の観点から紹介する企画展「ジブリの立体建造物展」が7月10日(木)より、江戸東京たてもの園(東京・小金井市)で始まりました。

 

ジブリ作品に登場する建造物は『千と千尋の神隠し』の「油屋」、『ハウルの動く城』の「動く城」、『コクリコ坂から』の「カルチェラタン」、『となりのトトロ』の「草壁家」などなど、どれも印象に残るものばかり。その他にも『耳をすませば』や『平成狸合戦ぽんぽこ』のように、私たちの身近にありそうな場面も多く登場します。

どれも懐かしく温かみのある、不思議な魅力のある建造物ばかり。

今回の企画はこうしたジブリの建造物にスポットをあて、背景画や美術ボード、小道具の設定画を数多く展示しています。

 

中でも圧巻なのは宮崎駿監督が描く『ハウルの動く城』。4本足で歩き、顔のように見える複雑怪奇な城のこだわりがイメージボードに細かに描かれています。また、主人公ソフィーの帽子屋の建築様式や町の様子など、意匠をこらした建造物を通し作品世界を改めて堪能できます。


©Studio Ghibli

建築家・藤森照信さんによる解説も本企画の見どころの一つ。

建築様式の歴史や産業革命、日本と海外の建築の違いにも触れており、ジブリの建造物、ひいては作品の魅力に迫る解説になっています。

 

会場内には『千と千尋の神隠し』の「油屋」や『となりのトトロ』の「草壁家」の立体造型物も展示。さらに、以前三鷹の森ジブリ美術館で展示された「アルプスの少女ハイジ」の巨大ジオラマが特別に再展示されており、ハイジが暮らす山小屋から山の麓まで再現したつくりには目を見張ります。

 

なお、展示会場である江戸東京たてもの園には『千と千尋の神隠し』のモデルとなった建物もあります。広大な園内には和洋折衷、新旧混合のたてものが並び、不思議な空間を形成しているので、展示を見て、園内を歩けば、どっぷりとジブリの世界に浸れます。

「ジブリの立体建造物展」

会期:2014年7月10日(木)~12月14日(日)

(休園日:毎週月曜日、月曜日が祝休日の場合はその翌日)

会場:江戸東京たてもの園(都立小金井公園内)

詳しくは江戸東京たてもの園ホームページをご覧ください。


江戸東京たてもの園ホームページ
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