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【アニメ・マンガがアツい!練馬・中野・杉並・豊島を楽しむ!】 中野×杉並アニメフェス2018 in 中野で《『ゴルゴ13』連載50周年記念イベント》開催!

2018年12月11日

中野区と杉並区、2つのまちが連携し、それぞれの会場でアニメイベントを開催する《中野×杉並アニメフェス2018》。

11月24日(土)には中野会場の中野セントラルパーク カンファレンスで、《『ゴルゴ13』連載50周年記念イベント》ステージを実施。さいとう・たかを先生をはじめ、お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之さん、女優の市川美織さん、さいとう・プロダクション/作画チーフの赤司教さん、元ビッグコミック編集長/現さいとう・たかを劇画文化財団理事の佐藤敏章さんが登壇しました。

『ゴルゴ13』は、超A級狙撃手・ゴルゴ13こと、デューク東郷の活躍を描く、さいとう・たかを先生による劇画。1968年から小学館「ビッグコミック」にて連載が続く大人気作品です。これまでに単行本191巻、総発行部数2億8000万部(2018年11月時点)を記録、連載継続中マンガとしても日本一の長さを誇ります。また、実写映画、劇場アニメ、OVA、TVアニメ、ゲームなども作られているほか、企業や省庁とのコラボなども行われています。

ステージの前半は、板倉さん、市川さん、赤司さん、佐藤さんによるトーク。

コミックより先に、ゲームセンターのシューティングゲームで『ゴルゴ13』の洗礼を受けたという板倉さん。ハードボイルド小説家でもあり、サバゲー好きでもあることから、「ゴルゴには、M40A5(米海兵隊の狙撃ライフルの名称)なんかを使ってほしいですね」とコメント。これに作画を担当している赤司さんが「ぜひ、シチュエーションを考えた脚本を持ってきてください」と返して会場を湧かせます。

左から 板倉俊之さん、市川美織さん、赤司教さん

舞台の先輩から勧められて読み始めたという市川さんは、『ゴルゴ13』の魅力について「東郷さんは、どんなに困難な依頼でもやり遂げるプロフェッショナル。最近の男性にはない魅力ですね」と話します。

赤司さんは、さいとう先生とゴルゴの似ているところを問われ、「まさかこんな物を使ってミッションを成功させるのか!ということがあります。原稿に修正液を塗ったあと、煙草の熱で乾かしたりとか。時々ちょっと焦がすと、僕たちが削っています(笑)」と、現場でのエピソードを披露します。

佐藤敏章さん(右)

連載10年目から編集を担当したという佐藤さんは、世界中を舞台にした物語の作画資料について問われます。

「連載から10年経っていたので、さいとう・プロにはある程度の資料は揃っていました。でも、当時は冷戦時代で東欧などの資料が少なかったんです。そこで、学会で東欧に行くお医者さんに頼んで写真を撮って来てもらったりしていました。小学館の資料室からもコピーして持って行ったり、何かの時に対応できるよう神保町の古書街のどのお店に何を売っているかも調べました。必要であれば、通信社に行って調べたりもしましたね」と、当時を振り返ります。

さいとう・たかを先生(中央)

トークの後半には、さいとう・たかを先生もステージに登場!『ゴルゴ13』についてのトークが進みます。

無口なゴルゴの代名詞とも言える「…」について、さいとう先生は「最初の頃のゴルゴは饒舌だったんですよ。でもどうも安っぽくイカンと感じてきて、彼を黙らせるにはどうしようかと考えたんです。そこで、他の登場人物に喋らせることにして、「…」が始まったんです。あの「…」でゴルゴがどう思っているか、どう感じているかは、読者の皆さんに考えてもらえればありがたいですね」とコメント。

佐藤さんによると、「…」の長さは、ストーリーに合わせて編集部で調整しているとのことでした。

さいとう・プロダクションが所在する中野区については、「新宿の隣なのに静かなのが良いですね」と、その魅力を紹介。

「昔は4階建て以上の建物が作れなかったので、ウチも、さいとう・プロも4階建て。空が広くて見晴らしも良かったんですよ。今は高い建物が出来て、ちょっとさみしいね」とのコメントに、板倉さんが「ゴルゴ的には高い建物があると、狙撃しやすいんじゃないですか?」と返したことから、『ゴルゴ13』に中野区が登場する可能性について質問が。

さいとう先生が「中野で標的になるとしたら、私くらいしかいないんじゃないかな(笑)」と応えると、会場から笑いと拍手があがりました。

50年続く作品のストーリー作りについて問われると、「今の脚本は、新人さんにもどんどんやってもらっていて、〈中野学校〉なんて言われています(笑)」とのこと。連載当初は、さいとう・プロダクションでストーリーを考えていましたが、徐々に外部からのアイデアも取り入れるようになったそうです。「プロの作家からの持ち込みもあるんですよ。船戸与一さん(直木賞作家・故人)は、自分から言って来てね。話がなかなか面白かったから、その後もずいぶん脚本を書いてもらいました。銀行合併をテーマにした話を持って来た人がいて、これがまた面白くて。銀行合併が始まる前だったんだけど、その人が実は銀行マンで、今でいう内部告発だったんです(笑)」というエピソードも飛び出します。「おもしろいネタを持ってきてくれたら、どんどん採用しますよ!」との言葉に、隣席の板倉さんも何やら考えているご様子でした。

ここで主催の中野区・杉並区アニメ・サブカル地域ブランディング事業実行委員の麻沼雅海委員長と、酒井直人中野区長から、感謝状と花束の贈呈が行われました。

最後は、さいとう・たかを先生から、読者の皆さんに向けてのご挨拶。

「この世界に入って63年ですかね。この歳まで現役でやらせていただけるとは思ってもいませんでした。『ゴルゴ13』は50年やってるわけです。我ながら呆れてるんですけど(笑) でも、我々の仕事というのは、読者の皆さんの後押しがあれば、いくらでもやらせてもらえる世界なんです。この歳になっても仕事をまわしていただけるのは、誠にありがたいと思っています。以前、担当編集者に「ゴルゴもいよいよ半世紀だな」と話したら、「いや、折り返し地点です」と言われました(笑)これから先、どれだけやれるかわかりませんが、頑張れる間は精いっぱい頑張りたいと思います。どうも本当にありがとうございました」

会場からは温かい拍手が贈られ、イベントは終了しました。

隣室では、『ゴルゴ13』の原画をはじめ、これまで刊行された単行本や多数のグッズ展示なども行われました。

さいとう・プロダクション 公式サイト

©さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館

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