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練馬区アニメイベント

アニメプロジェクトin大泉 2016開催報告

五月晴れの大泉を舞台に、今年もアニメの祭典が開催!

はやくも13回目の開催(改名前を含む)となり、すっかり5月の恒例イベントとして定着したアニメプロジェクトin大泉。今年は快晴のもと、アニメにまつわるさまざまな催し物が実施されました!
会場となったのは、昨年と同じく大泉小学校、妙延寺、大泉風致地区公園、大泉図書館の4カ所。大泉といえば、昨年4月には大泉学園駅北口に大泉アニメゲートがオープンするなど、練馬区のなかでもアニメとのかかわりがどんどん深まっている要注目のエリア。そんな大泉に、今年も大勢の家族連れやアニメファンたちが集結し、初夏らしいさわやかなイベントとなりました。

Pick Up!『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』キャラクターショー

あのゴマちゃんが帰ってきた!親子2世代で楽しめるイベント

『少年アシベ』は、80年代から90年代前半にかけて発表された同名マンガを原作とするメディアミックス作品で、91年と92年に『少年アシベ』『少年アシベ2』というタイトルでアニメ化されて話題となり、作中に登場するゴマフアザラシのゴマちゃんは社会現象といえるほどの人気を博しました。そして現在、新シリーズとして制作されてNHK Eテレで放送中(5月15日現在)なのが『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』です。こういう作品背景なので、子どもたちだけでなくパパママ世代にもよく知られたコンテンツなのです!
今回のイベントでは、まず第1話「ゴマちゃんがきた!」など3話分をプロジェクターで上映。続いてゴマちゃんを抱いたアシベといじめっ子の坂田兄弟が登場し、作中でおなじみとなった「博愛固め」などのエピソードを舞台上で再現して喝采を浴びていました。また、ゴマちゃんの「キュウキュウ」というかわいい鳴き声をまねるちびっ子が続出! かわいい鳴き声が会場内に響き渡っていました。
続いて会場のお友だちにクイズに答えてもらい、見事正解したら原作マンガの単行本をプレゼントする、という企画も実施され、大きな拍手と歓声がわきました。そして最後には、アシベたちと一緒に撮影会! パパやママに写真を撮ってもらい、アシベたちと固い握手を交わすちびっ子たちの笑顔が印象的でした。

『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』作品解説

©森下裕美・OOP/Team Goma

とある町に引っ越してきた小学1年生のアシベのもとに、ゴマフアザラシのゴマちゃんがやってくる。アシベ一家や学校の仲間たち、そしてゆかいなご近所さんたちとアシベたちが繰り広げる、楽しくてときどきシュールなアニメ。
スタッフ
原作:森下裕美「少年アシベ」
監督:近藤信宏
制作:Team Goma
キャスト
アシベ:河村梨恵
ゴマちゃん:東山奈央 など
公式サイト:http://gogo-gomachan.com/

Pick Up!「アニメ背景教室」「デジタル作画教室」「セル画体験教室」

プロの指導でアニメ制作を体感!3種類の体験コーナー

中庭の一角に設営されたテントでは、ふたつの体験コーナーが設けられました。ひとつは、ポスターカラーなどの製造・販売で知られるニッカー絵具さんのご協力による「アニメ背景教室」。今回は「銀河(星雲)」を描くのがテーマで、青色のグラデーションのうえに白色の絵具で星をちりばめる、というもの。最初に行われるレクチャーでは紙の裏表から教わる徹底ぶりで、お子さんのみならずパパやママも興味深そうでした。交代制の短い時間ながら、雰囲気のある背景が描けるとあって、子どもたちがとても熱心に筆を走らせていました。
もうひとつの体験コーナーは、ペイントソフト「CLIP STUDIO」の開発・発売元である株式会社セルシスさんのご協力による「デジタル作画教室」。タブレット端末上で自由に絵を描き、最後に自分の描いた絵をプリントしてくれるというものでした。こちらは手描きの背景教室とはうって変わって、デジタル最新技術を駆使したコーナー。それだけに苦戦しているちびっ子もいるようでしたが、先生たちの優しい指導のもと、熱心にタブレット端末をのぞきこんでいました。
さらに奥の教室では、毎年恒例となっている「セル画体験教室」が開催。こちらも早朝からご家族連れが列をなす大盛況ぶりでした! ここではいろんな表情のねり丸のセル線画が用意され、子どもたちが手描きで彩色していきます。奇抜で個性的な色あいのねり丸もご愛敬。外では大きな声のちびっ子も、教室のなかでは終始無言で彩色に集中しているのがとても印象的でした。

大泉小学校 会場

元気なちびっ子たちが大集合!大歓声がこだまするメイン会場

大泉学園駅からもほど近く、最高の立地となっている大泉小学校が今回もメイン会場です。体育館には特設ステージが設けられ、さまざまなイベントが実施されました。
体育館では、入場時間からねり丸が元気にお出迎え! 開会式前にもかかわらず多くのご家族連れの方々がつめかけ、子どもたちはさっそくねり丸に抱きついたりと朝から大はしゃぎでした!
10時30分からの開会式では、アニメプロジェクトin大泉推進連絡会の貫井武彦会長の挨拶につづき、前川燿男練馬区長が登壇。練馬区にある東映動画(現・東映アニメーション)が制作した日本最初の長編アニメ『白蛇伝』を、当時中学生のときに観たというエピソードも披露され、「アニメという練馬の遺産・資産を活用していきたい」と高らかに宣言されました。
続いて体育館ステージでは『魔法つかいプリキュア!』ショーがスタート!体育館の会場は、ファミリー優先席としてステージ前に桟敷席が設けられ、お父さんやお母さんと手をつないで座るちびっ子たち、とくに小さい女の子たちでギュウギュウの状態。後方の自由席、立ち見エリアにもお客さんがつめかけています。進行役のお姉さんの呼びかけで、会場の女の子たちが「プリキュア―!」と大きな声で呼ぶと、キュアミラクルとキュアマジカルのふたりがステージに登場! 会場の女の子たちは食い入るようにプリキュアたちの活躍を見つめていました。
午後のステージは「私立大泉学園プロジェクト」ショーでリスタート! この「私立大泉学園」は、アニメと演劇のハイブリッド型エンターテインメント。「放課後!演劇ガールズパーティー」と銘打って、さまざまな活動を繰り広げていこうという生まれたてのプロジェクトです。女子メンバーたちは授業や部活動という形で声優や舞台などに挑戦していくとのこと。今回は、総勢37人のメンバーのうち31人が参加。プロジェクトの最初の活動となったPRアニメの上映や短いお芝居の披露、メンバーたちとの記念撮影会などを行いました。ステージ終了後はメンバーたちが校庭に飛び出し、にこやかに元気にPRしていました。
私立大泉学園プロジェクト公式サイト

そして体育館会場最後のステージは『少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん』キャラクターショー! かわいらしいゴマフアザラシのゴマちゃんを抱えたアシベたちが登場すると、子どもたちもパパやママも、みんなとてもいい笑顔になっていました。(詳しい内容はこちらから)
会場入り口に設けられた物販コーナーでは、ねり丸グッズなどを販売する練馬区観光協会をはじめ、練馬区交通企画課、西武鉄道、郵便局、TジョイSEIBU大泉が出店。また「私立大泉学園」のPRブースも設けられ、終日多くの方々でにぎわっていました。
中庭のテントでは、「アニメ背景教室」と「デジタル作画教室」というふたつの体験コーナーが設けられました。その奥の教室では、毎年恒例のセル画体験教室が開催され、整理券が追いつかないほどの人気を博していました。(詳しい内容はこちらから)

妙延寺 会場

おいしそうな屋台と楽しいステージでお祭り気分は最高潮に!

メイン会場の大泉小学校から商店街をしばらく東へ歩くと見えてくるのが、樹齢400年超えの大銀杏が鎮座する妙延寺。今年もこのお寺の境内が会場のひとつとなりました。
この会場は年々充実度が増していて、今年は昨年より出店の数も増えてパワーアップ! 大泉学園北口ゆめーてる商店街の有志たちが気合いを込めて出店していて、おいしそうな香りが会場を埋め尽くしていました。さらに今年は、なつかしのベーゴマ大会も開催! おじいちゃんからお孫さんまで、まさに3世代でベーゴマに夢中になっていました。
そして本堂の前に設置された特設ステージでは、たくさんのライブやショーが催されました。アマチュアの域を超えた音楽集団「おとらぼ」は、自身たちのライブに続き愛甲ミカさんのライブにも登場して生演奏を披露しました。愛甲さんはゆめーてる商店街のテーマソングも歌っている歌手で、大人も子どももよく知っているアニメの曲などを披露。ちびっ子たちも一緒に元気に歌っていました。
そんなライブに続いては「夢を守り、ひたむきに街を守る! 俺の名はショウエイダー!」の決めゼリフもカッコイイご当地ヒーロー「護街戦士ショウエイダー」のショーも。今回は「ショウエイダーと遊ぼう!」と題したクイズ大会も催され、会場も巻き込んで盛り上がっていました。
もうひとつの注目ステージは、練馬発のメイドロボキャラが大暴れする「おまかせメイドールズ」。ピンクと水色の2体のロボ(?)が醸し出す不思議なオーラで、独特な空気感のステージが展開されました。
ショーが終わると、キャラクターたちは積極的に会場を回って記念撮影に応じたりと、とてもフレンドリー。終日お祭りの雰囲気で充実している会場でした。

大泉風致地区公園 会場

アニメソングの吹奏楽演奏や、ライブステージに大興奮!

大泉学園町7丁目にある風致地区公園では、地域の皆さんや巡回バスでやって来る観客がたくさん集まり、大変な賑わいを見せました。
会場のメインとなる特設ステージでは開会式の後、コスプレイヤーによるダンスや歌のショーが行われました。続いて、毎年お馴染みになった、練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園の吹奏楽部が登場。様々なアニメソングを、パフォーマンスを交えながら演奏しました。
大泉小学校会場に続いて、『魔法つかいプリキュア!』ショーも開催。観客席からは、大きな声援が送られていました。
他にもライブやダンスパフォーマンスなど、多彩なステージが目白押し。
ねり丸も会場に駆けつけステージへ。たくさんの子どもたちが集まる中、ねり丸クイズが行われました。
練馬を舞台にしたTVアニメ『おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ』も監督したワタナベシンイチさんによるマンガ教室も開かれました。お手本にねり丸を描くワタナベ監督の周りは、自由に絵を描く子どもたちの笑顔であふれていました。
コスプレイヤーが売り子を務めるアニカフェや、商店会の屋台やグッズ販売も大盛況。地区の皆さんによる餅つきの実演には、飛び入りで参加する人の姿も見られました。

大泉図書館 会場

アニメ教室は、子供向けから大人向けまで3回開催!大泉舞台のアニメ聖地巡礼MAPも!

大泉図書館では、「パラパラアニメ体験教室」(2回)と「プロによるアニメーション講座」が行われました。講師は、練馬区内のアニメーション制作スタジオ「メビウス・トーン」の代表で、アニメーション作家の遊佐かずしげさん。パラパラアニメ体験教室にはたくさんの子どもたちが参加。2枚の絵で作るアニメに大興奮でした。午後は中学生以上の一般の方を対象にしたアニメーション講座。学生から大人までの参加者で、会場は満席です。遊佐さんは、パラパラアニメや動画用紙を使い、アニメーションの原理を解説していきます。「アニメーターは動きの引き出しをたくさん持っていると、監督の演出に対していろいろな応じ方が出来ます。このためにはデッサン力や、日常で起きることへの注意力を養うことも大事です」と話します。東京工芸大学の教授でもある遊佐さんは、大学の講義で使った「正面から見ると〇、90度回すと△に見える立体物があります。中間の45度では、どんなふうに見えるでしょう」などの問題を用意。これを参加者全員で挑戦しました。「アニメーターにとって、物を立体的に捉えることはとても大事です。でも、頭は柔らかくして想像力を働かせるのも大事です。」とアドバイス。参加者は問題に真剣に取り組んでいました。
この他、視聴覚室では映画『銀河鉄道999』『さよなら銀河鉄道999』や、TV『スマイルプリキュア』『デジモンアドベンチャー』の上映会を開催。地元大泉が登場する『ノラガミ』『マジンボーン』『四月は君の嘘』の聖地を写真と地図で紹介するパネル展示や、図書館が蔵書するアニメーション関連本を紹介するコーナーも設置されていました。

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