アニメニュース
「ティム・バートンの世界」六本木ヒルズで開催中!
2014年11月28日
「バットマン」「シザーハンズ」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「チャーリーとチョコレート工場」等の作品を送り出した映画監督でアニメーション作家のティム・バートン。
ユーモラスでちょっと不気味で独特な世界観でファンを魅了する彼の、日本初上陸となる個展が、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリー(港区六本木)で開催中です。
この展覧会、その数約500点という、とにかく膨大な展示物に圧倒されます!
ティム・バートンが手がけたキャラクターの原画やオブジェ、写真や映像などの貴重な作品を10のセクションに分け、それぞれのテーマごとに紹介しています。
まず最初に驚かされるのが、小さなスケッチブックやメモ用紙、レストランの紙ナプキンなどに描かれた200点あまりのイラスト!
旅先や食事中など、とにかく思いついたアイデアやイメージなどを手元にある紙に描いたもので、これがバートンの創作に繋がっているのか!と、思い知らされます。
良く見ると、日本の特撮ファンというティム・バートンが描いたお馴染みのキャラも!
順路に沿って進むと、少年時代のティム・バートンに影響を与えた祝祭日や感謝祭をモチーフにした作品や、映画のコンセプトスケッチやメモ、ストーリーボードや実際に使われたパペット(人形)などが展示されており、これもまた興味が尽きません。
また、関わったものの企画や制作の段階で中止になったプロジェクトに関する作品や、映画の完成記念に贈られるキャスト&クルーブック(キャストとスタッフを乗せた本で、関係者のみに配られる)といった、普段は目にすることのできない舞台裏も見る事が出来ました
高校や大学時代に作った短編映画やストップモーションアニメには、その才能の片鱗を感じます。
12月2日(火)からは、「ティム・バートンの世界」とコラボしたクリスマスツリーやカフェも、六本木ヒルズの展望台に登場!(25日(木)まで)
存分に、その世界に浸ることができそうです。
All Images © 2014 Tim Burton
This exhibition is organized by Jenny He, Independent Curator, in collaboration with Tim Burton Productions
無題(『ステインボーイ』) 2000年 22.9×35.6cm ペン・インク・マーカー・水彩・色鉛筆・紙
「ティム・バートンの世界」
会期:2015年1月4日(日)まで(会期中無休)
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ52階)
詳しくは「ティム・バートンの世界」公式サイトをご覧ください。
「ティム・バートンの世界」公式サイト
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