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「東京アニメアワードフェスティバル 2015」が開催されました!

2015年04月02日


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3月19日(木)~23日(月)の5日間、TOHOシネマズ日本橋で、「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF) 2015」が開催されました。

TAAFは、2013年まで開催されていた「東京国際アニメフェア」の一環だった「東京アニメアワード」の大きな目的である「人材発掘・育成」「世界に向けた情報の発信」「アニメーション文化と歴史の継承」の精神を引き継ぎ発展させた、本格的な国際アニメーション映画祭。今年で2回目の開催になります。

 

主な開催内容は3部門。

「コンペティション部門」は、国内外、プロ・アマ問わず日本国内で未興行のアニメーション作品が対象。国際色豊かな短編、長編作品が多数ノミネートされます。

「アニメ オブ ザ イヤー部門」は、この1年間に日本国内で上映・放送された全商業作品が対象になります。

「アニメ功労部門」では、日本のアニメーションの制作現場における技術、表現、人材育成など長年の功績をたたえるとともに、教育活動・国際交流など、広くアニメーション産業の社会的地位の向上に大きく貢献された方を顕彰しています。

この他に、昨年より新たに設けられた「特別賞・アニメドール~Anime d’or」があります。TAAFによると「アニメーションを変え、時代を変え、世界を変え、未来をも変える力を持ったその特別な輝きに、TAAFが授与する賞」というものです。

期間中には、「コンペティション部門」ファイナリストの全作品を上映し、最終審査員による審査が行われました。

他にも「アニメ オブ ザ イヤー部門」のノミネート作品をはじめ多数の招待作品を上映。スペシャルイベントなども実施され、沢山のアニメファンが来場しました。

22日には、各部門の授賞式が行われました。

 

今回の各部門のグランプリ受賞作品及び受賞者は以下の通りです。

 

コンペティション部門

◆長編部門

『Song of the Sea』

監督:トム・ムーア

アイルランド/ルクセンブルグ/ベルギー/フランス/デンマーク

2014年制作 (1時間33分)

 

◆短編部門

『Mi ne mozem zhit bez kosmosa(英題:We can’t live without cosmos)』

監督:コンスタンティン・ブロンジェット

ロシア

2014年制作 (15分)

 

 

アニメオブザイヤー部門

◆テレビ部門

『ピンポン THE ANIMATION』

 

◆劇場公開部門

『アナと雪の女王』

写真上から ささき いさお さん、月岡 貞夫さん、モンキー・パンチさん、アニメ功労部門受賞者の集合写真

アニメ功労部門

◆美術監督・井岡 雅宏さん(故人)(『アルプスの少女ハイジ』『赤毛のアン』など)

 

◆声優・大竹 宏さん(『パーマン』パーマン2号、『もーれつア太郎』ニャロメなど)

 

◆作曲家・越部 信義さん(故人)(『マッハGoGoGo』『みなしごハッチ』など)

 

◆歌手・ささき いさお さん(『宇宙戦艦ヤマト』『新造人間キャシャーン』など)

 

◆プロデューサー・佐野 寿七さん(『巨人の星』『タイガーマスク』など)

 

◆脚本家・鈴木 良武さん(『勇者ライディーン』『装甲騎兵ボトムズ』など)

 

◆アニメーション作家・月岡 貞夫さん(『狼少年ケン』『LITTLE NEMO』(パイロット)など)

 

◆監督・平田 敏夫さん(故人)(『ユニコ』『ボビーに首ったけ』など)

 

◆音響監督・水本 完さん(『タイムボカン』『幽☆遊☆白書』など)

 

◆原作者・モンキー・パンチさん(『ルパン三世』『幕末義人伝 浪漫』など)

 

◆アニメーター・吉田 忠勝さん(『風の谷のナウシカ』『哀しみのベラドンナ』など)

 

 

 

特別賞・アニメドール~Anime d’or

◆監督・原恵一さん(『百日紅~Miss HOKUSAI~』(5月9 日公開) 『カラフル』)

 

◆『妖怪ウォッチ』

 

 

この他の部門の受賞作品などは、TAFF2015公式サイト

http://animefestival.jp/ja/

をご参照ください。


東京アニメアワードフェスティバル 2015

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