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さよなら「銀河鉄道999」デザイン電車 イベントレポート

2014年12月22日

 12月20日、西武鉄道で「銀河鉄道999デザイン電車」のラストランイベントが行われました。

 「銀河鉄道999」の作者・松本零士先生自らがデザインし、2009年5月に登場してから5年、西武池袋線利用者や近隣住民を楽しませて来たこの電車は、様々なイベントにも登場し、多くのファンに親しまれていました。

 西武鉄道では車両更新の時期を迎えた為、運行を終了することになり、所沢市の西武球場前駅で記念のセレモニーが行われました。

銀河鉄道999デザイン電車の最後の姿を見ようと集まったファンは約3300人。

 普段は大泉学園駅で乗客を迎えている銀河鉄道999のキャラクター「車掌さん」が特別に乗車した車両を見学したり、写真撮影を行なう人で、行列が出来ていました。

 練馬区からも、同じく「銀河鉄道999」デザインの電気自動車・銀河1号、2号が参加。こちらも好評で、ブースで販売されたスケールモデルもすぐに完売していました。

 14時30分からは、松本零士先生と「女子鉄アナウンサー」として活動しているタレント・久野知美さんによる「さよならセレモニー」を開催。

 集まったファンを前に、「お別れはさみしいですが、まさか自分がデザインした電車が走るとは思っていませんでいた。いままでありがとう」と挨拶。記念のくす玉が割られると、大きな拍手と歓声が上がりました。

 この後、銀河鉄道999デザイン電車は、松本先生と久野さん、そして約800人のファンを乗せて池袋駅に向けて出発。

道中車内では、松本先生と久野さんによるトークショーも行われました。

 松本先生からは、片道切符で上京した時の気持ちや、西武沿線についての思い出話、親交のあった故・手塚治虫先生や、ちばてつや先生との懐かしいエピソード等が語られ、楽しいひと時となりました。更に「この電車は今日でさよならですが、できればまた、新しいデザインを手掛けてみたいですねと」と、新たな目標も飛び出し拍手喝采!

 最後に「みなさんも夢を忘れないで走り続けて下さい」とファンへの言葉を贈り、イベントは締めくくられました。

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