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人気声優がセレモニーに登場!《西尾維新大辞展》松屋銀座で開催中!

2017年07月31日

展覧会キービジュアル

小説家でマンガ原作者の西尾維新さんが、今年で作家活動15周年を迎えます。これを記念した西尾維新先生初の展覧会が、中央区の松屋銀座でスタートしました。

 

西尾維新さんは、2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』(講談社)で第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。

1日3万字という驚異的な速筆で、戯言シリーズ、〈物語〉シリーズ、忘却探偵シリーズなどのヒット作品を、次々と生み出しました。

2012年と2014年には、作家別売り上げランキング1位を獲得。

〈物語〉シリーズのアニメ化や、実写ドラマとして制作された「掟上今日子の備忘録」(忘却探偵シリーズ)など、映像化された作品も話題になりました。

左から神谷浩史さん、坂本真綾さん、梶裕貴さん

展覧会の初日には、内覧会とオープニングセレモニーを開催。

ゲストとして、アニメ「〈物語〉シリーズ」の主人公・阿良々木暦(あららぎ こよみ)役の声優・神谷浩史さん、「〈物語〉シリーズ」のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、忍野忍(おしの しのぶ)役の声優・坂本真綾さん、「戯言シリーズ」の主人公・いーちゃん役の声優・梶裕貴さんが来場しました。

セレモニーでは、展覧会主催の講談社・吉羽治ライツメディア局長が開会の挨拶を行い、西尾維新さんから届いたメッセージを代読しました。以下にメッセージ全文を掲載します。

 

 今回、15年という歳月を振り返って改めてわかったのは、西尾維新という作家が創作されるにあたって、僕の果たした役割は非常に微々たるものであり、すべては一冊一冊を支え、見守り、形作ってくれた方々のおかげだったということです。

 今、この瞬間も、僕に執筆し続けることを許してくれている皆さんに、辞典のように、厚く御礼申し上げます。

 

 西尾維新 

 

そして、展覧会の開催を記念した登壇者全員によるテープカットに続き、声優陣によるトークが行われました。この中で、展覧会の見どころを聞かれた3人は、

 

神谷さん「とにかく圧倒されました。ここに書かれている文字すべてが、一人の作家によって生み出されたものと思うと、怖いくらいです。何時間でも見ていられると思います」

 

坂本さん「想像以上にボリュームのある展示です。私の演じた忍野忍が立体化されているのにも驚きました。文字や映像、音、立体など、いろいろな感じ方のできる展示です」

 

梶さん「西尾先生の15年を、五感で感じられる展示だと思います。西尾先生の頭の中を、目に見える形で表現されているなと感じました。迷子になりそうなくらいのボリュームです」

 

と、話しました。

今回の展覧会は、西尾維新さんの作品世界を、〈辞典〉をイメージした展示で紹介するという趣向。通路の壁には、歴代のキャラクター達が一面に描かれています。

会場には、辞典のページを模した「あ行」~「わ行」までの10枚のパネルを設置。

それぞれのパネルには、作品名や登場人物、名セリフなどの見出しに合わせた解説や装画が並びます。

パネルの奥には、プロジェクションマッピングを使った体験型の展示や、作品をイメージした映像なども用意されています。

西尾維新先生の15年の軌跡とこれまでの執筆文字数を表示した年表も設置。その近くには執筆机が再現され、「1日3万字」という速筆を体感できる「ライブタイピング」コーナーが作られています。

物販コーナーでは、展覧会のパンフレットや西尾維新先生の著書、展覧会オリジナルグッズ約100点などを扱っています。

 

また、登場キャラクター達が会場を案内する「音声ガイド」も用意。

西尾維新先生自身が脚本を手掛けており、以下の3種類から選べます。

・戯言シリーズ いーちゃん(梶裕貴さん)×玖渚友(悠木碧)

・〈物語〉シリーズ 阿良々木暦(神谷浩史)×忍野忍(坂本真綾)、

・忘却探偵×最強シリーズ 掟上今日子(堀江由衣)×哀川潤(甲斐田裕子)

※別途貸出料金(1台700円(税込))が掛かります。

西尾維新先生の作品世界の魅力を体感できる展覧会《西尾維新大辞展》は、8月7日(月)まで開催中です。

 

 

©西尾維新/講談社

《西尾維新大辞展》

会場/松屋銀座 8階 イベントスクエア

会期/8月7日(月)まで

時間/10時~20時(入場は閉場30分前まで。最終日は17時閉場)

入場料/一般1,300円、高校生700円、中学生500円、小学生以下無料


《西尾維新大辞展》公式サイト

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