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スタジオジブリの30年の歩みを紹介する「ジブリの大博覧会」 六本木ヒルズで開催中!

2016年07月26日


風の谷のナウシカ© 1984 Studio Ghibli・H

『風の谷のナウシカ』(1984年公開)から、最新作『レッドタートル ある島の物語』(2016年9月17日公開予定)まで、常にヒット作を手がけて来たアニメーション制作会社・スタジオジブリ。その設立から30年の歩みを紹介する特別企画・「ジブリの大博覧会」が、港区の六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催中です。

「ジブリの大博覧会」は、これまでに愛知県と新潟県で開催されて来ました。今回は「ジブリの大博覧会」のほか、初公開となる最新作『レッドタートル ある島の物語』展と、スタジオジブリ作品のイメージのひとつである《空への憧れ》を表現した「空飛ぶ機械達」展を加えた3つのエリアで構成された大規模な展覧会となっています。

『レッドタートル ある島の物語』展エリア

会場に入ると、まずは最新作『レッドタートル ある島の物語』エリアです。『レッドタートル ある島の物語』はスタジオジブリ初のフランスとの合作であり、オランダ出身のアニメーション作家マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットさんが監督を務める作品です。

上:ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 下:谷川俊太郎氏が本作に寄せた詩の全文

入口をくぐると目に入るのが、ゴーギャンの絵画「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」。この他にも白隠慧鶴(はくいん えかく)の「達磨図(だるまず)」や徳力富吉郎(とくりき とみきちろう)の「十牛図(じゅうぎゅうず)」が並びます。これらに解説はありませんが、映画とどんな関わりがあるのか気になるところです。

さらに進むと本作の宣伝コピー「どこから来たのか どこへ行くのか いのちは?」の元になった、詩人・谷川俊太郎氏が本作に寄せた詩の全文が紹介されています。

その先には、映画の制作に使用された絵コンテやキャラクター設定、原画を展示。

エリアの最後には、壁一面に場面写真を掲示。まだ全貌が語られていない映画『レッドタートル ある島の物語』の一片を知る事が出来ます。

「ジブリの大博覧会」展エリア

次は「ジブリの大博覧会」展エリアです。このエリアでは、ジブリ作品がどのように世に出ていったのかを、《宣伝》を切り口に紹介しています。入口は喫茶店を模して作られており、カウンターの中にいる巨大なトトロが出迎えてくれます。カウンターや壁、奥に作られた階段には、ジブリ作品をモチーフにした仕掛けがいっぱい!ぜひその目で確かめてみてください。

奥に進むとポスタールームが広がります。ここでは完成に至るまでのポスター図案や、試行錯誤を繰り返した宣伝コピー、タイトルロゴなどの膨大な資料を展示。壁をうめつくす様々な作品のポスターは圧巻です。1つの作品でも、用途によって数種類のポスターが作られており、その差を見比べられるのも魅力の一つです。

メディアとジブリのコーナーでは、新聞やTV、インターネットなど、時代と共に変わってゆく主要メディアと、その時々の宣伝広告の移り変わりを紹介。『もののけ姫』から恒例になったカウントダウン形式の広告や『おもひでぼろぼろ』から始まったカラー広告など歴代の広告が、こちらも壁いっぱいに貼られており圧倒されます。

その先には、スタジオジブリの社内を紹介するコーナーが作られています。スタジオジブリ作品を30年にわたり手がけてきた鈴木敏夫プロディーサーの部屋も再現。資料の詰まった本棚や、壁に掛けられた額など、細部まで作りこまれています。他にも、実際に社内で使われていた貼り紙なども展示されています。

『もののけ姫』を例にした映画の制作工程も紹介。宣伝編では、コピーライターの糸井重里さんと鈴木プロデューサーが交わした膨大な量のFAXでのやり取りが公開されており、《生きろ。》のコピーができるまでの過程を知ることができます。

ジブリの倉庫コーナーでは、歴代作品の制作資料を展示。『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『紅の豚』『風立ちぬ』などの企画書も公開されています。

珍しいものでは予告編の絵コンテや、宣伝スケジュールなども紹介。作品をヒットさせるための宣伝の大切さが伝わってきます。

ほかにも、歴代作品のグッズの数々を紹介。宣伝に使われたノベルティから実際に販売されたものまで、所狭しと並んでいます。

「プロデューサーたち」と名付けられたコーナーには、これまでスタジオジブリとその作品に主として宣伝として関わってきた方々を写真で紹介しています。

大博覧会エリアの最後は、『となりのトトロ』に登場する猫バスの撮影コーナーです。大人も乗れる大きさで作られており、実際に乗り込んで撮影することができます。来場の記念に、ここで写真を撮るのも良いですね。

「空飛ぶ機械達」展エリア

最後はこれも初公開となる特別企画「空飛ぶ機械達」展。入口をはいると、『天空の城ラピュタ』のオープニングに登場する巨大な飛行船の模型が目に飛び込んできます。ジオラマで再現された街並みの上に浮かぶ飛行船は、ゆっくりと上昇と下降を繰り返しており、その迫力に驚かされます。

頭上を見上げると、ジブリ作品に登場する様々な「空飛ぶ機械達」もカットアウトされたパネルで紹介されています。海抜250m、地上52階の会場という天空からの眺望とあいまった展示は、スタジオジブリ作品のイメージのひとつである《空への憧れ》を巧みに表現しており、たくさんの人が足を止めて見入っていました。

展覧会の会期中は、隣接するカフェTHE SUN で、「目玉焼きトースト」や「まっくろバーガー」、「抹茶の雨傘かき氷」など、ジブリ作品をイメージした11種類のオリジナルメニューが楽しめます。

階下に設置されたオフィシャルショップでは、大博覧会限定のグッズをはじめ、たくさんのジブリグッズが揃っています。

 

スタジオジブリの30年の歩みを体感できる特別企画・「ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~」は、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで9月11日(日)まで開催中です!

【ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~】

会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内 スカイギャラリー

開催期間:9月11日(日)まで 会期中無休

営業時間:10 :00〜22:00 (最終入館 21:30)

料金:一般/1800円 高校・大学生/1200円 

    4歳~中学生/600円 65歳以上/1500円


ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~ 公式サイト
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