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アニメ産業と教育の連携事業 関町小学校で「アニメの作り方教室」を開催

2016年01月25日

練馬区では、区の特徴的な産業であるアニメを活用した教育活動に取り組んでおり、アニメ文化を通じて作る楽しさやプロの仕事を学ぶ授業を行っています。

今回は、2015 年12月18日に関町小学校で行われた授業にお邪魔しました。

関町小学校の図書館を教室として、4~6年生の児童30人あまりが参加。

先生を務めるのは、練馬区内のアニメーション制作スタジオ「メビウス・トーン」の代表で、アニメーション作家の遊佐かずしげさん。
手描きアニメや3DCG、キャラクターデザインなど幅広く活躍されており、NHKの「にほんごであそぼ」、「ピタゴラスイッチ」や「おじゃる丸」などにも参加。映画「ペコロスの母に会いに行く」、TVやCMも多数手がけられています。
東京工芸大学教授、福岡FCA特別講師も務められています。

授業ではまず、多数のアニメ作品が練馬区で作られている事をクイズを交えながら説明。その後、2枚の絵を使ったパラパラアニメを使い、アニメが動く仕組みをわかりやすく解説していきます。

今回、題材としたのは、空を飛ぶ「鳥」の絵です。

元になる絵がコピーされた紙が配られ、これを2つ折りにして簡易的になぞり描きが出来るようにします。「まずは羽根を動かしてみましょう」と遊佐さんのお手本から。元の絵は羽根が上がっているので、重ねた紙には羽根が下りた絵を書き込みます。紙をパラパラと動かすと、残像効果によって鳥が羽ばたいているように見えました。

そして、いよいよ児童たちがチャレンジです。

遊佐さんは机を回りながらアドバイスをしていきます。

一通り描けたのを確認すると、「じゃあ今度は、他の所も動かしてみようか」と声を掛けます。児童たちは鳥の目を動かしたり、頭の羽根をなびかせたり、尾っぽを動かしたりと、それぞれが思うような動きを足して行きます。面白い動きになったものは、遊佐さんがプロジェクターを使って実演しながら紹介。「ここにこういう動きを足したらもっと面白くなるよ」と描き足してみせると、児童たちから歓声があがりました。

ここで遊佐さんはプロの技を披露。2枚の絵に実際のアニメーションでいう「中割り」を足して滑らかに柔らかく動くようにしていきます。

「絵が上手なだけではなく、ちゃんと動いているように見せるために、アニメーターは鳥のとび方や動物の歩き方などを勉強するんです」という話には、児童たちも興味津々。遊佐さん自らモデルになって、楽しい時や悲しい時の人の歩き方を実演し、足の運びかたや肩の落とし方などを解説。アニメーターは人や動物、乗り物などの動きを常に「観察」して、キャラクターの動かすのに役立てていると話しました。

こうして楽しい授業はあっと言う間に終了。

次回はもう少し踏み込んで、短い作品作りに挑戦するそうです。

どんな作品が出来るのか、楽しみですね。

 

 


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